CASE6 大阪府/北大阪(簡易版)
共通認識で結ばれた多職種ネットワークが
“最期まで家で暮らす”を支える力になっている
北大阪のここがすごい!
○在宅医療専門クリニックを中心に草の根的に広がるネットワーク
開業約20年になる在宅医療専門クリニックが地域の医療機関や介護事業所の特徴を把握し個別に連携。市民まで巻き込んだ活動も展開している
○ 在宅医療・介護に取り組む仲間同士が補完し合える関係にある
エンドオブライフ・ケアを多職種協働のための技術、理念として共有
○ 医療職・介護職が力を合わせて演劇形式で市民啓発
地域の医療職、介護職が演劇形式で、在宅医療の実際をわかりやすく市民に伝えている
写真1◆大阪の街に溶け込むようにビルの一室に入るクリニック
写真2◆在宅医療のコーディネーターを自認するクリニックの内部は事務所のよう。常勤医4名、看護師4名、事務職3名が勤務している
写真3◆クリニックの一角に設けられた外来診察室。かかりつけの患者の緩和ケア外来や家族面談室として活用している
地域DATA(大阪市)
面積:225.24k㎡人口(2015年国勢調査):2,691,185人
高齢化率(2015年、65歳以上):25.30%
一般診療所数(2017年10月現在):3,061
病院数(2017年10月現在):178